Q&A



 



基本機能について

レブリミッタはありますか

 有ります(一部車種を除く)。回転数は自由に設定できます。リミッタの回転数になると燃料がカットされます。
 

マップの最大回転数はいくつですか。また、それを越えた場合はどうなりますか

 最大は9000回転で、越えた場合は9000回転の値がそのまま使われます。
 ただし、FC−03Kシリーズ(DC2用、EK4用)はマップの回転数軸を自由に変更可能なので、マップ上の制限はありません。

Freedom Computerには学習機能があると聞きましたがどういうのもですか

 セッティングを楽にするための機能で、ノーマルのO2センサによるものと、外部の空燃比計からの信号によって行なうものとの2タイプあります(外部空燃比計を使用する場合は、空燃比計連動機能オプションが必要)。
 両方とも空燃比フィードバックを行ない、その補正値から噴射量マップのずれを計算し修正します。したがって、空燃比フィードバックが働く条件しか学習しません。学習が行われる条件は標準では水温76度以上、吸気温60度以下、出力増量補正が働いていない、過給域ではない(空燃比計連動機能を使用する場合は過給領域もフィードバック可能)、等です。
 


本体オプションについて

同時点火や5バルブ等の本体オプションを購入後に追加する事はできますか

 追加可能です。ただし、部品を追加したりCPUを交換したりする必要があるため、オプション代以外に改造手数料が必要になります。
 

同時点火のオプションを選択した場合、通常の点火方式は使用できなくなりますか

 特に設定変更しなくても通常方式の点火も使用可能です。
 

AE86用で5バルブのオプションを追加した場合、4バルブエンジンは制御できなくなりますか

 4バルブエンジンも制御可能です。FCSS(パソコンソフト)に付属の4バルブ用データ(AE86-A〜-D)を転送すれば、オプションなしのAE86用と同機能になります。
 

タコメータ信号はAE86以外の車種でも使用できますか

 タコメータ信号はAE86に他車種のエンジンをワイヤーハーネスごと移植し、同時点火を使用する場合にAE86の純正タコメータを動作させるための信号です。AE86純正以外のタコメータの動作は保障できません。


ソフト&ケーブルセット

USB付きのパソコンでシリアル−>USBへの変換アダプタで使用することはできますか

 現時点ではUSB変換での動作は保証していません。ただし、変換アダプタやPCの組み合わせによっては動作する場合もあります。
 なお、USBからの変換の場合、通信ポートの番号が1〜4に割り当てられることが多いので、通信できない場合はポートの番号を順に試していくと良いと思います。
 

Windows2000で使用することはできるでしょうか

 Windows2000での動作は保証していません。
 


設定について

環境設定の車種、エンジンの選択で「0、共通」を選ぶとはどういうことですか

 Freedom Computerの係数は非常に数が多いため、その全てを表示できるようにすると、必要な係数が判り難くなったり、間違って違う係数を変更してしまうことが考えられます。
 そこで、該当のエンジン、車種を選択した場合は、通常のセッティングで必要と思われる係数だけを表示するようにしています。
 特殊なセッティング等を行う時のみ、エンジン、車種の選択を、「0、共通」を選ぶ事で、通常表示されない係数を変更できます。
 なお、特殊セッティングが終わったら間違いを防ぐために、元の車種、エンジンの設定に戻しておいてください。
 

NA6CE(B6)用でリニアタイプのスロットルポジションセンサの使用方法

・配線
  スロポジ側
リニア式      B6ノーマル
アース       アース(黒薄緑)
アイドル接点    アイドル接点(赤)
リニア出力     パワー接点(薄緑白)
電源(5V)    エアフローカプラーの薄緑赤(バキュームセンサの5Vと同じ)

  Freedom Computer側(FC−03のみ)
2L端子に入っている配線(薄緑白)を2M端子に差込直す。

・設定

・FCSSを起動し、環境設定の車種、エンジンの選択で「0、共通」を選択します。
・Freedom Computerと接続し、リアルタイムモードにします(バッチモードでも可能ですが、書き込み忘れを防ぐためリアルタイムモードで行ないます)。
・(1、係数−−>9、スロットル開度関係−−>1、スロットルポジションセンサモードフラグ(バージョンによっては1、係数-->2、フラグ類と進み、10スロットルポジションセンサモードフラグ)を1にします。

 注、スロポジ自体の調整(アイドルSWのON/OFF)は確認して正規に合せてください
 

NA用で購入したFreedom Computerの、ターボへの使用

 FC−01N、FC−03は使用可能です。
 バキューム(プレッシャー)センサをターボ(S/C)用を使用し、それに合わせてFreedom Computerの設定を変更します。バキュームセンサの選択はバキュームセンサの選択方法、設定変更方法はバキュームセンサの変更を参照してください。なお、バキュームセンサの設定以外はNA用とターボ用は違いはありません。
 

バキュームセンサの選択方法

 バキュームセンサはNAか過給エンジンか、過給の場合いくつまでブーストを掛けるかで選びます。
・NAエンジン・・・NA用
・ブースト1.1kg/cm2までの過給エンジン・・・S/C用
・ブースト1.1kg/cm2以上の過給エンジン・・・ターボ用
 なお、S/C用、ターボ用の区別は便宜的なもので、ターボエンジンでも低ブーストの場合はS/C用を使用する事が可能です。また、ターボ用をNAエンジンに使用する事も可能(Freedom Computerの設定変更は必要)なので、将来ターボ化を予定している様な場合は初めからターボ用センサを使う事もできます。
 使用可能な代表的なセンサの車種と品番(判っているもの)を示します。

・NA用
 AE86(4A−GE)
 AE92(4A−GE)      89420−12010
 AE111(4A−GE)     89420−12140

・S/C用
 AE92(4A−GZE)     89421−12070
 EP82ターボ(4E−FTE)  89420−10020
 EP91ターボ(4E−FTE)
 SW20 1、2型ターボ(3S−GTE)

・ターボ用
 ST205(3S−GTE)    89420−20310
 SW20 3〜5型ターボ(3S−GTE)
 

使用するバキュームセンサの変更

・FCSSを起動し、環境設定の車種、エンジンの選択で「0、共通」を選択します。
・Freedom Computerと接続し、リアルタイムモードにします(バッチモードでも可能ですが、書き込み忘れを防ぐためリアルタイムモードで行ないます)。
・1、係数−−>14、その他の係数−−>14、その他の係数2−−>2、バキュームセンサ指定(バージョンによっては1、係数−−>14、その他−−>14、予備)と進み、1、ゲイン予備と2、バイアス予備に下記の値をセットします。なお、ソフトの種類によっては値を入力しリターンして新しい値が表示された時に異なった値(括弧内)が表示されますが異常ではありません。

       ゲイン予備          バイアス予備
 NA用   20000          65286(−250)
 S/C用  32000          65225(−311)
 ターボ用  41606(−23930)  65202(−334)

・エンジンを始動し吸気圧の値が正常か確認します。バキュームセンサのホースを抜いて(大気開放)エンジンを始動し、外気圧とほぼ同じ値が表示されればOKです。
・設定が終了したら、FCSSの環境設定を元に戻しておきます。

 注、初期設定のセンサに戻す場合はゲイン予備、バイアス予備とも0をセットします。
 

手元に何用か分からないバキュームセンサがあるのですが、使用することはできないでしょうか

 バキュームゲージと注射器等の負圧を作る道具、および、正確な電圧計があれば行えます。

 まず、イグニッションONにし、エンジンを止めた状態でセンサの出力電圧を測定します。この電圧をV0とします。

 次にバキュームホースを注射器等とバキュームゲージに繋ぎ、適当な負圧(200mmHg〜400mmHg)を作り、その時の電圧をV1、負圧をP1とします。

 最後にエンジンを始動し(始動不能の場合はクランキングしたまま)、Freedom Computerの外気圧がいくつになっているか確認しこの値をP0とします(標高が低い場所では760として計算しても構いません)。

 後は下記式でゲインおよびバイアスを求めます。

 ゲイン=P1/(V0−V1)×80
 

       P0×(V0−V1)
 バイアス= −−−−−−−−−− − V0 × 409.6
           P1
 

 なお、結果の小数点以下は四捨五入してください。

 バイアスはマイナスの数値になるのが普通で、且つ、ゲインは0〜65536、
バイアスは−32768〜32767に入っている必要があります。
 この範囲にならない場合は測定や計算ミスか、そのセンサは使用できません。

 また、バイアスにマイナスの値を入れた時、ソフトのバージョンによっては
異なったプラスの値が表示される場合があります。この場合、65536に
バイアス値を加えた値(バイアスが負の値なので65536以下になります)
になっていればOKです。
 

学習開始水温の変更方法

・FCSSを起動し、環境設定の車種、エンジンの選択で「0、共通」を選択します。
・Freedom Computerと接続し、リアルタイムモードにします(バッチモードでも可能ですが、書き込み忘れを防ぐためリアルタイムモードで行ないます)。
・1、係数−−>14、その他の係数−−>1、フィードバック補正と進み、7、学習開始水温(バージョンによっては1、係数−−>14、その他−−>2、フィードバック補正と進み、2、学習開始水温)の初期値76.0を適当な値に変更します。
・設定が終了したら、FCSSの環境設定を元に戻しておきます。

 注、学習開始水温を下げすぎると水温変化によってセッティングがずれるので、通常走行時の水温−5度程度にしてください。
 

スロットル全開の開度の合せ方

・FCSSを起動し、環境設定の車種、エンジンの選択で「0、共通」を選択します。
・Freedom Computerと接続し、リアルタイムモードにします(バッチモードでも可能ですが、書き込み忘れを防ぐためリアルタイムモードで行ないます)。
・1、係数−−>9、スロットル開度関係と進み、9、スロットル全開レベル(バージョンによっては1、係数−−>10、出力増量補正と進み、6、スロットル全開レベル)を選択します。
・セットされている数値を適宜変更して、全開でほぼ100%になるように調整します(値を小さくすると、全開でのスロットル開度が大きくなる)。
・設定が終了したら、FCSSの環境設定を元に戻しておきます。
 



 

セッティングの具体的な方法について

初めてでもセッティングがやれるでしょうか

 セッティング用ソフト(FCSS)の操作はすぐできるようになると思います。ただ、エンジンの調子からどこを変更すれば良いか判断するにはある程度の知識と経験が必要になります。
 空燃比計、バキューム計等のメーターを付けることで経験不足を補い、不調原因の解明や、より良いセッティングが容易にできるようになります。

標準的なセッティング手順を教えてください

1、カムのオーバーラップから初期値A〜Dを選び初期化を行います。
2、排気量、インジェクターを変更している場合は、Freedom Computerの設定をその値に合わせます。
3、エンジンを始動し完全暖気します。この時、アイドリングしないようならアイドルアジャストスクリューを開けるなどして、とりあえずアイドリング回転を上げてアイドリングさせ(この時ISCVが付いているエンジンではISCVの目標アイドル回転数の設定も同時に上げてください)、アイドリングで読んでいる噴射量マップの位置を確認し、マップの値を修正しながら徐々に回転を下げて、目標の回転数でアイドリングするようにセッティングします。
4、実際に走行し条件によって空燃費がどうなるか確認し、随時噴射量マップを変更し目標の空燃費になるよう修正していきます。この時、ログ機能を活用するとマップ上のどこを読んでいるか判断しやすくなります。
5、4連スロットルを使用している場合で、ハーフスロットル領域(スロットル開度20〜40%)付近で目標空燃比に合わせにくい部分が出た場合は、スロットル開度補正マップを併用して合わせていきます。
6、マップの設定が終了したら、アクセルを踏み込んだ場合のレスポンスが最も良くなるように、加減速補正、および、非同期噴射量をセッティングします(加減速補正、非同期噴射はアクセルを踏み込んだ瞬間の0.5秒程度しか作用しません。この時間を過ぎても空燃比がずれている場合はマップの修正が必要です)。
7、暖気状態でのセッティングが終了したら、冷間時の始動性が最も良くなるように始動時噴射時間を合わせます。また、冷間時でもエンジン不調にならないように水温補正を合わせます。
 

作用角の大きなカムでのアイドリング方法

 作用角の大きなカムを使うとオーバーラップが大きくなるため、アイドリング時に排気の吹き返しによって吸気圧が上昇します。これにより噴射量マップのより高負荷部分を読むため、空燃比が濃くなりすぎ、また、大気圧との差が少なくなるため吸入する空気量が減り、アイドリングが困難になります。
 まず、アイドルアジャストスクリューを開け、回転を上げてアイドリングさせます(この時ISCVが付いているエンジンではISCVの目標アイドル回転数の設定も同時に上げてください)。もし、それでもアイドリングしないようなら、アクセルを少し踏んで維持できるぎりぎりの回転を保ちます。
 次にその状態での噴射量マップの読んでいる場所を確認し、そこの値を変更してもっとも調子良く回る値を見つけます(空燃比計があれば13ぐらいに合わせると良いでしょう)。その回転で安定したらアジャストスクリューを少し閉めて回転を下げ、同じ事を繰り返します。
 カムのオーバーラップとアイドリング可能な回転数は、おおよそ下記の様になります。

   オーバーラップ    シングルスロットル   4連スロットル
  ノーマル〜40度     700回転      800回転
   40〜60度      800回転      800回転
   60〜75度      900回転      850回転
   75度以上      1000回転以上    900回転
 

スロットル開度補正はどういう場合に使用しますか

 多連スロットルの場合、低回転(4000回転以下)のハーフスロットル域(スロットル開度20〜40%)で、吸気圧と吸入空気量の比例関係が崩れます。そのスロットル開度域をスロットル開度補正マップで補正する事で、空燃費のずれを防止します。補正量は±20%以内に収まるのが普通でそれを超えて補正しなければいけない場合は、噴射量マップを見直す必要があります。なお、シングルスロットルではスロットル開度補正は必要ありません。
 

加減速補正や非同期噴射の調整方法を教えてください

 あくまで目安ですが

・アクセルを普通に踏み込んだ時  ・・・  吸気圧変化ゲイン
・前が開いて加速に入るような、少し早めにアクセルを踏み込んだ時 ・・・スロットル開度変化ゲイン
・シフトアップやアイドリングでのレーシングの様に、一気にアクセルを大きく開く時  ・・・  非同期噴射のスロットル開度変化ゲイン

 で調整すると合わせやすいと思います。
 

加減速補正の量を回転数によって変化させることはできないのでしょうか

 通常は表示されない隠しパラメータになっていますが、回転数ごとに加減速補正の全体量を増減できる係数があります。
 車種、エンジンの選択を「0、共通」を選ぶと、加減速補正の中の項目に「加減速補正回転数分」という項目が表示され、それを選ぶと回転数によって5段階に変更できる様になっています。
 

加減速補正を調整してもアクセルを戻した時にリッチ側にずれるのを解消できないのですが

 アクセルを急激に閉じた時のリッチ側へのずれは、完全には補正できません。これはインマニ内の圧力が急激に下がるため、噴射を止めてもインマニ内壁に付着したガソリンがいっせいに気化して吸入されるためです。
 加減速補正はアクセルを踏み込んだ時に丁度良くなるように調整してください。
 

アイドリングからアクセルを続けて何回も煽るとストールするのですが解決方法はありますか

 アイドリングからアクセルが踏み込まれた瞬間には、レスポンスを良くするため非同期噴射が入ります。
 しかし、続けて何回もON/OFFを繰り返すと、非同期噴射が繰り返され、オーバーリッチになってしまって、回転数の低下やストールに至ることがあります。
 「非同期噴射500rpm」の値を減らすことで改善されますが、アクセルOFFからのレスポンスが悪化します。
 乗り方に合わせて調整してください。
 

アクセルをジワーと開けていくと特定の開度で不調になるのですが

 噴射量マップが合っていません。
 不調になる回転数と吸気圧を確認して、その部分の噴射量マップを修正してください。
 

走行中にアクセルを急激に踏み込むと息付きするのですが

 加減速補正や非同期噴射量が合っていません。

 加減速補正には吸気圧変化に対応するものと、スロットル開度変化に対応するものの2種類があり、非同期噴射にはアイドルOFFに対応するものと、スロットル開度変化に対応するものがあります。

 走行中の急激なアクセル操作に一番影響が大きいのは「非同期噴射ゲイン」なので、これを増減すると良いと思います。
 また、「加減速補正スロットル開度変化ゲイン」も影響があるので、同時に見直すとより良い結果がでます。

 なお、大きすぎるバキュームタンクを使用している場合も同様な症状が出るので、セッティングずれと混同しない様にしてください。


ノーマルO2センサによる学習機能について

アクセル全開では学習されないと聞きましたが本当ですか

 本当です。アクセル全開(実際にはスロットル開度80%以上)ではよりパワーを出すため、出力増量補正が入り、空燃比フィードバックが停止されるため学習も行われません。ただし、出力増量補正を行うスロットル開度を100%以上に変更してしまえば、全開でも学習させる事は可能ですが、高回転で理論空燃費で運転する事はエンジンに非常に厳しいので、あまりお勧めできません。
 

学習はどれくらいの時間(走行距離)で終了するものですか

 仮にエンジンに負荷を掛けた状態で、一定回転、一定吸気圧に保つ事ができればそのマップの位置は1分程度でほぼ学習が終了します。しかし、実走行ではマップの読む位置が常に変動するため短時間では終了しません。目安としては町乗りで頻繁に使用する3000回転以下の巡航領域では延べ1時間程度、3000回転以下でややスロットルを踏み込んだ領域ではその部分の延べ使用時間が1時間程度です。また、高回転領域では一回の使用時間が数秒と短いため、実質的にはほとんど学習されません。
 

学習が進むとマップの一部が薄くなりすぎるのですが

 学習はフィードバック補正係数の変化によって学習しますが、フィードバック補正係数の変化量は一定スピードのため、マップ上に濃い場所が残っていると、そこを使用した時に薄くなる様フィードバックした結果が、他の場所に移ってもしばらくの間そのまま持続するため、、すでに学習が終了している所をさらに薄く学習させてしまう場合があります。例えばアクセルOFFで減速しているとき読む場所が濃いと、その後アイドリングに移った時アイドリング付近のマップを薄くしてしまいます。



 

空燃比計連動機能について

ネコのAF700では空燃比制御使用フラグは「1」と「2」のどちらに指定するのが正解ですか

 AF700は購入時に指定することで0〜1V出力と0〜5V出力を選択できる様になっているようなので、どちらの出力か確認して指定してください。
 仮に設定が間違っている場合は、1点で校正を行なっても、他の空燃比で空燃比計の示す数値とFreedom Computerの認識する数値が大幅にずれてくるので、判るはずです。
 

フィードバック上限吸気圧の変更はどういうときに必要ですか

 ターボなどでマップピッチを変更し、マップの最高吸気圧が大きくなってる場合に変更します。
 

学習倍率の係数を上げれば,より短時間で学習されますか

 これは難しい問題です。
 回転数、吸気圧がある一点に留まっていれば倍率を上げる程早くなる理屈ですが、実走行では常に学習する場所が変化していきますが、フィードバックには必ず遅れが生じるので、マップの他の部分への影響も大きくなります。
 実際にどの程度の値が最適は、走行の仕方や運転手のくせ等に影響されるので何とも言えません。
 初期値はあまり悪影響が出ない程度の値を選んでいるので、上げられる余地はあると思います。
 

学習が終わったので空燃比計を外そうと思うのですが、どこを設定変更すれば良いですか

 「空燃比フィードバックフラグ」を0にしてください。他の係数を変更する必要はありません。
 なお、「空燃比制御フラグ」を0にすると、空燃比マップが使用されなくなり、全域理論空燃比になりますので注意してください。



 

スピードスロットル方式(スロポジ制御)について

スロポジ制御(スロットル・スピード方式)を使いたいのですが

 Freedom Computerはスロットル・スピード方式も使用できるようになっていますが、係数の変更箇所が多いため、FCSSに付属しているサンプルデータを転送し、それをベースにセッティングを進めるのが良いでしょう。ただし、A/Cのアイドルアップが使えない等の欠点がある為、サーキット用等の限定使用が良いと思います。また、多連スロットルでは噴射量のセッティングがスロットル開度マップだけで良くなるため、セッティングが楽になりますが、多連スロットルでない場合はスロットル・スピード方式のメリットはほとんどありません。

スロットルスピード方式(スロポジ制御)のメリット・デメリット

 メリット
  多連スロットルの場合、セッティングするマップがスロットル開度マップひとつで済むため分かりやすい。
 デメリット
  アイドリングでバイパスエアーを供給するシステム(ISCVやA/Cアイドルアップバルブ)等による吸入空気量の変化に完全には対応できないため、条件によってはアイドリングが不安定になる。
 

スロットルスピード方式(スロポジ制御)の方がレスポンスが良くなると思うのですが

 必ずしもそうとはいえません。アクセルを急激に踏み込んだ様な過渡状態では、マップの値よりも加減速補正や非同期噴射等の補正が大きく影響します。つまり、あらゆる条件で適切な補正を掛けることが重要です。スロットルスピード方式では加速状態の検出はスロットル開度変化のみになりますが、スピードデンシティー方式ではスロットル開度変化に加えて、吸気圧の変化も使用できるため、より細かく補正を掛ける事が可能です。セッティングを突き詰めれば、スピードデンシティー方式のほうがレスポンスを良くできる可能性を持っています。
 
 



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